最後の移植は陰性で終わりました。

2年ぶりに最後の凍結受精卵を移植したのですが、昨日が判定日で、
結果は陰性でした。

やっぱりか・・・という感じですが、どこかで1ミリくらいは期待してしまう気持ちを、2年ぶりに味わいました。

 私はサクラ咲くにならなかったけれど、クリニックの帰り道に中目黒を通りかかったら満開でした。道行くおばさんもおじさんも、若いカップルもみんな足を止め写真を撮らずにはいられない美しさで、「青空に桜」の前ではみんな自然に笑顔になるんですね。日本人の桜を愛でる心はDNAに埋め込まれているかのようでした。

妊活は28歳の結婚すぐから、クリニックの扉を叩いたのは30歳、流産、死産があって、もっともっと子供を抱きたい気持ちは強くなりました。

普通だと思っていた「自分の子が産まれて、夫婦で育てていく」という図が私の人生にはもうないんだな…と考えると、とても残念です。

30歳から診てもらっているクリニックの先生がおもむろにお疲れ様の握手をしてくれて、それがギッシリと力強く、大きな手で。支えられてここまで来たことをうわっといろいろ思い出して、自分の苦労というよりはクリニックの温かさというか、不覚にも診察室で涙が出てしまいました。おっとまずいまずいっ、他の患者さんもいますし…と深呼吸。

長い不妊マラソンでしたが、単独ゴールとなります。これからは新しい人生を描きなおしていくことになりそうです。そちらもまた険しいと思います。

私の移植を知った友人や、SNSで出会った方々、クライエントさんまで身体を気遣ってくれてありがとうございました。 

 

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妊活をきっかけに幸せの価値感が180度変わり家族の意味を考え直す。血のつながり、赤ちゃん養子縁組、子どもの人権に関心をもつ。現在不妊に悩む当事者支援をすると同時に、大学で「命を考える」をテーマに講義を行い、次世代に妊娠の正しい知識を伝えている。2013年、妊活・流死産・養子縁組相談の「コウノトリこころの相談室」を開く。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー/日本家族カウンセリング協会認定家族相談士/Fine認定不妊ピア・カウンセラー/ジネコ協力アドバイザー